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ファン・コン・ティエン
1996年生まれ、ベトナム出身、2017年に技能実習生として来日。現在は特定技能1号として働いており、新しく入社してくる様々な外国人に日本での暮らしを教える良き兄貴分として頼られている。

作業の様子

— 家族と未来のために —

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日本で働こうと思ったきっかけは何ですか?

ベトナムでは家族の生活を支えるための収入を得るのが難しく、日本で働けば安定した収入と技術が得られると考え、2017年に技能実習生として来日しました。日本語も文化もわからず不安ばかりでしたが、目の前の仕事に一生懸命向き合うことで、少しずつ環境にも慣れてきました。今では特定技能1号として働きながら、より多くの経験を積んでいます。来日当初の自分を支えてくれた周囲の人たちのように、今度は自分が誰かの支えになりたいと思っています。

作業の様子

— 自分を超える成長 —

02

現在の仕事内容、やりがいを教えてください。

足場の組立や解体、資材の搬入など、日々の仕事内容は多岐にわたりますが、どれも建設現場を支える大事な作業です。日本の現場は安全意識が高く、細かな確認や段取りがとても丁寧で、学ぶことが多いです。チームの一員として役割を果たし、無事に現場を終えたときの達成感は格別です。特に仲間と声をかけ合いながら作業を進めるとき、国籍を超えた一体感が生まれる瞬間が好きです。ここでの経験が自分を成長させてくれていると感じます。

作業の様子

— 多様性が育む絆 —

03

入社後、成長したと思うところはありますか?

日本に来たばかりの頃は、言葉も環境もすべてが不安でした。でも、先輩たちが本当に親切で、仕事のやり方だけでなく、生活についても丁寧に教えてくれました。現場では日本語を使うので、自然と語学力も上がり、今では後輩たちのサポートもできるようになりました。ときには母国語で相談に乗ったり、困っている様子に気づいて声をかけたり、自分がかつて受けた優しさを、今度は誰かに返していきたいと思いながら仕事をしています。

作業の様子

— 日本で可能性を切り開く —

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今後の目標を教えてください。

もっといろいろな仕事に挑戦して、現場で活躍できるようになりたいです。そして家族に仕送りをしながら、自分自身も安定した生活を築いていけるよう努力したいと思っています。今は運転免許の取得に挑戦していて、それがあれば移動の幅も広がり、生活ももっと快適になるはずです。日本での経験は、自分にとって大きな財産です。この国で得られる技術や人とのつながりを、将来に活かしていきたいと考えています。

message

— あらゆる垣根を越えて、
一つのチームに —

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未来の仲間へメッセージ

— あらゆる垣根を越えて、一つのチームに —

ここでは日本人も外国人も一緒に働いていて、いろんな文化や価値観に触れることができます。言葉が違っても、同じ目標に向かって働くうちに、自然とチームワークが生まれます。仕事を通して新しい発見があったり、自分の視野が広がることもたくさんあります。建設の仕事に少しでも興味があるなら、まずは飛び込んでみてほしいです。不安があっても、ここには支えてくれる仲間がいます。一緒に、成長していきましょう。

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きょうじ

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作業中の様子

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